「長松清風の書の特徴」 書家・デザイナー 佐々木まなび

我々の宗派の開祖である日扇聖人(長松清風)は、出家する以前には一流の文化人として京都に広く名を馳せていた方であり、若くして書・画・和歌・国学を修め、どの世界でもすぐれた才能を示していた。

特に、「書」の力は凄まじく、その書風は時に豪快で、また時に繊細でもあり、自由で型にとらわれない様は圧巻である。今までは、宗門として日扇聖人のそのような文化的な側面をアピールするようなことはあまりしてこなかったので、ご存じない方も多いと思うが、同時代の三筆と呼ばれた市河米庵・巻菱湖・貫名菘翁などと比べても全く遜色がないほどの素晴らしい腕前である。

この度…石川九楊氏のお弟子さんで、書家でデザイナーでもある佐々木まなびさんという方が本山宥清寺に来寺され、日扇聖人の書について詳しく書評をしてくださった。
なかなか拝見することのできない作品も紹介されている動画なので、アートの好きな方(特に書道に興味のあられる方)は、ぜひご覧くださいませ。合掌

 


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